今週の説教

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《今週の言葉》

「荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。谷はすべて埋められ、山と丘はみな低くされる。曲がった道はまっすぐに、でこぼこの道は平らになり、人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」(ルカ34)

洗礼の道筋

皇帝ティベリウスの第15(西暦29)に現れた洗礼者ヨハネ。父ザカリアは我が子の使命を「あけぼのの光」(178)と預言し、ルカはイザヤ書40章を引用し、「荒れ野で叫ぶ声」と紹介します。引用がヘブライ語聖書のギリシャ語訳からであろうことは残念です。それは、「谷が埋められ」の原典は「谷は起きよ」(404)であるからです。谷自らが身を起こすところに福音があるのです。

洗礼者ヨハネによってイエス様は洗礼を受けられます。世界で最も低い土地を流れるヨルダン川に身を沈めることは、地上の誰よりも低い所に立つことです。ここから主は始められたのです。

 家畜小屋で生まれたイエス様は、町と町の間に住む人々、離散した民、病気の外国人たちの身を起こして回り、満たされます。水が低きに流れるように、その行き着く先は最も低められた十字架でありました。この世の闇が深いほど、主の誕生は輝きます。